2026年4月21日

[일:] 2026년 04월 21일

北海道札幌市で、在日コリアンの子どもたちの教育環境を巡る訴えが節目を迎えた。市民による街頭活動は300回に達し、支援の広がりが続いている。 札幌市清田区役所前では4月20日、市民ら約30人が集まり、「子どもの学ぶ権利」や朝鮮学校への差別反対を掲げてスタンディングを実施した。活動は2020年8月に始まり、毎週月曜日に継続されてきた。 現場には道内唯一の朝鮮学校である北海道朝鮮初中高級学校の生徒も参加した。在日朝鮮人の子どもたちが民族教育を受ける場として、同校は言語や歴史、文化を学ぶ役割を担っている。 中級部3年の生徒は、日本社会での見えにくい差別の存在に触れつつ、学校が「民族的なアイデンティティーを安心して育める場所」と語った。学校側も、民族的自覚や自尊心の形成に不可欠な教育環境だと強調する。 一方、制度面では課題が残る。2010年度に導入された高校無償化制度では、朝鮮学校は対象から除外された経緯がある。政府は当初「朝鮮半島情勢」などを理由に適用を見送り、その後も除外を継続している。 この対応を巡り、各地で訴訟が提起された。2017年の朝鮮学校無償化訴訟 大阪地裁判決では、国の判断が政治的要素に基づくとして違法と認定されたが、その後の控訴審で逆転敗訴。最終的に最高裁で上告が退けられ、全国で学校側の敗訴が確定した。 活動を始めた元教員の男性は、無償化からの排除やヘイト被害の続発を背景に「黙っていられなかった」と振り返る。開始当初は単独での行動だったが、現在では参加者が増加。通行人からの声援や差し入れも寄せられるようになった。 教育機会の平等や多文化共生のあり方が問われる中、地域レベルでの支援の動きが続いている。